応急危険度判定士って?
応急危険度判定士とは、大地震や余震により被災した建築物を調査し、
その後に発生する更なる余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備・機器の落下・転倒などの危険性を判定(応急危険度判定)を行うことのできる資格者の事です。
人命にかかわる二次的災害を防止する判定を行います。
応急危険度判定士は各都道府県にて養成認定し定期的に訓練をしています。
●参考リンク
応急危険度判定とは?
空家対策と応急危険度判定士って関係あるの?
平成27年2月26日に「空家等対策の推進に関する特別措置法制定」が実施されました。
空家対策特別措置法における「危険な老朽建物」「著しく保安上危険な建築物」の判断基準として、
震災時に応急危険度判定士が行うマニュアルを参考に行われます。
被災建築物応急危険度判定で、危険と判断された建築物は立ち入りが制限されると同様な判断を「特定空家等」の
判断基準の一つとして活用するとされています。
つまり、これからの空家対策には、
応急危険度判定士の判断は重要になります。
私たち、日本空家協議会には応急危険度判定士が在籍しています。
特定空家等の判断基準などにも熟知していますので、
適切な解決策をご提案することができます。